明順寺「盂蘭盆会法要」で本堂にかざってあった「切籠灯籠」について教えてください。  (墨田区Iさん)

皆さまのお宅でも、お盆には「盆灯籠(ぼんとうろう)」や「盆提灯(ぼんちょうちん)」をおかざりになっていると思います。写真の「切籠灯籠(きりことうろう)」は、真宗大谷派の正式な盆灯籠のすがたです。

枠(わく)は本漆(ほんうるし)塗りで、白・赤・紺の「手すき和紙」が張り交ぜてあり、極めて丈夫で、手の凝ったものです。価格は一番小型(長さ約90センチ)のもので、極上149,000円、特製113,000円です。

とても高価なものですから、皆さまに安易にお勧めできないことを残念に思いますが、ご自宅にかざる場合には、「お内仏(仏壇)」の前に天井からつり下げます。
詳細は、京仏具「小堀」のホームページをご覧ください。

切籠灯籠
切籠灯籠