漆の部分は柔らかい布で空拭き、金箔の部分は触らないように注意し、毛ばたきで埃をはらうようにします。真鍮の仏具は、年に数回、金属磨きなどでお磨きします。
お仏壇(お内仏)は、家の中心です。昼間は、それぞれの生活をしていますが、朝・夕にお内仏の前に座ることで、家族は同じ方向を向くことができるのです。そして昼間のさまざまな出来事や思いが、ご本尊に向き合うことをとおして聞法の生活へと導かれていくのです。
朝・夕のお参りや清掃が、日々の生活を大切にいただいていくことにつながっていくのです。どうぞ、おっくうがらずに、お掃除にいそしんでください。