お焼香の順番を教えてください。  (目黒区Kさん)

むかしはお焼香の順番には厳格なものがありました。今から37年前の先代住職の葬儀のときには、家系図を書いて何親等かを番号でふってお焼香の順番を決めたことを覚えています。

今日ではそれほどの厳しさを求めることはなくなりましたが、知っていれば役に立つこともあるかも知れません。

父親の葬儀で、喪主を長男と仮定しましょう。

最初のお焼香は長男です。次が長男の妻。次が母親(父親の妻)になりますが、長男の妻が母親に先にゆずることもあるようです。

次に、長男夫婦の家族(子ども)ですが、子どもたちが独立している場合には叔父・叔母より後になります。

次に、父親の二男・二男の妻・長女・長女の夫・父親の兄弟夫婦・妻方の兄弟夫婦…などと続きます。夫婦はペアと考えます。

わかりにくい場合には、家系図を書くとわかりやすいかもしれません。
お焼香の仕方についてはコチラをご覧ください。

お焼香の順番